犬がフンをするとき、目を逸らすのは何故か?
2007/10/11/Thu
まず、フンをしているとき、犬はどんなことを考えているのかという問いには、「余計なことは考えずただ排便してると思います。気持ちいいんじゃないでしょうか」とのこと。
頭の中はほとんど空白の状態ということだろうか。ってことは、そんな状態で正面から見つめられるということはやっぱりイヤなもの?
「そうですね。排便中の犬は、とても無防備な状態です。そもそも犬にとって目をまっすぐ見つめられる行為は、チャレンジ(挑戦的)と受けとられるんですよ。排便中に挑戦を受けて立つのは難しいですから、トラブルを避けるために目をそらすのだと思います」
いちばん無防備な生理現象のとき、「フリーダム」なときに、思い切りジャマをしていたようで、ずいぶん気の毒なことをしたと、いまさらながらに反省してみたり……。
ところで、フンをしているとき以外でも、じっと顔を見られると、恥ずかしいものですか。
「『恥ずかしい』とはちょっと違う感情だと思います。人間にたとえるなら、『気まずい』のほうが近いのではないでしょうか」
そもそも、先の説明にもあったように、「目と目を合せる行為」自体が、犬にとって緊張をもたらすものだとか。でも、ペットは飼い主とよく目を合わせる気がするけど……。
「アイコンタクトで褒められるしつけをされた犬は、喜んで人の目を見るものですが、本来の犬社会においては、目と目を合わせて愛情表現はしません。むしろ、そこには挑戦的な意味合いが込められます。たいていは立場の弱い方が視線をそらすので、大事に至りませんが、両者ともにらみ合いが続けば、喧嘩に発展することもありますよ」
(犬がフンをするとき、目をそらすのはなぜですか)
実は、アイコンタクトはしつけの第一歩として重要なものだったりします。
名前を呼ばれたら、必ず飼い主に「なーに?」と注目するアイコンタクトができるように教えるのは、しつけにおいて重要です。名前を呼んで注目できたら愛犬を褒めて、しっかりと「自分のことが呼ばれてるな」と認識させます。
ちなみに、名前を呼びながら叱ってはいけません。「名前を呼ばれたら叱られる」と犬は学習し、名前を呼ばれても無視するようになってしまいます。
こうした訓練をされているワンちゃんだったら、しっかりとアイコンタクトできますが、本能的には「挑戦的な意味合い」があるために、あまりしたくないのではないでしょうね。そのため、上記のように排便中のような無防備な状態は見て欲しくないのでしょうね。
トイレの時ぐらいゆっくりさせて欲しい、とワンちゃんも思っているのかも知れませんね。あまり、じっくりと見るようなことはしないであげたほうが良さそうです。
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