ペットブームの影で…増え続ける捨て犬・ネコ
2007/11/01/Thu
実はこれ、各県内で平成17年度に捕獲された犬の数である。徳島は全国10位以内、愛媛の数字は東京都の1.3倍に相当。猫も同様で、四国では、所有者不明のまま保健所などに引き取られるケースが後を絶たない。
安易なペットブームと表裏一体の“闇の数字”だが、そんな汚名を返上するため、自治体がやっと動き出した。徳島県は、飼育指導策を検討する協議会を立ち上げ、香川県宇多津町では、飼い犬猫用の「名札」を無料配布する予定だ。11月1日は「犬の日」。役所の重い腰を動かしたのは、市民グループの地道な活動だった。
高松南署が今月中旬、1枚のビラを張るよう管内の交番に呼びかけた。
「平成19年10月10日ころ、高松市林町のサンメッセ香川西方空き地内において、子猫2匹が捨てられていました。子猫に心当たりがある方は、情報をお寄せ下さい」。ビラには、女性に抱かれた子猫の写真が添えられていた。
「四国は他の地域と比べて捨て犬猫が多いのです。捨てると罰せられることが知られていないのかもしれません」。高松市を中心に、捨て犬猫問題に取り組んでいる市民グループ「香川犬猫ネットワーク」代表の鷲谷直子さんはそう打ち明ける。
17年度に高松市内で捕獲された捨て犬や野良犬は475匹で、大阪市とほぼ同じ数。ただ、保健所に持ち込まれる数は、四国の中でも少ない方だという。
「保健所に持っていけば殺される。捨てれば誰かが世話をしてくれるのでは、と安易に捨てる飼い主が多いのかもしれません」と同ネットワークの女性会員は指摘する。
川犬猫ネットワーク徳島支部の成田利恵子支部長らは9月6日、犬猫の不妊・去勢手術の助成金制度の創設などを求める陳情書を徳島県に提出した。
これを受け、県は市民グループらで構成する県動物愛護推進協議会を立ち上げ、今月29日に初会合を開いた。今後、飼い主のモラル向上のための施策、適正な飼い方などについて具体策をまとめる予定だという。
「県民1人当たりの犬、猫の処分数は徳島県が全国ワースト3位。安易に産ませて捨て、捕獲されて処分されるという悪循環を断つためにも、子供を産ませない努力が必要です」と成田さんは訴える。
一方、香川県宇多津町は来年4月から、犬や猫の首輪に飼い主の名前と電話番号が書ける名札を無料で配布する予定だ。香川犬猫ネットワーク代表の鷲谷さんらが同町を訪れ提案したところ、町側が賛同してくれたという。
(11月1日は「犬の日」だけど・・・)
捨ててしまうのにも、それ相応の理由があることは分かります。たとえば遠方へ引っ越さなくてはならなくなり、その地では飼うことが出来なくなった、などでしょうか。
私の知人も、近所の人を噛んでしまったり、飼い主の方自身にも唸ったり、噛みついてしまったりと、問題行動が目立って、仕方なく放してしまった、と聞きました。
しかしながら、そうした責任も含めて飼うときに自分自身に問いかける必要があると思うのです。「もしかして、飼うことが出来なくなってしまったりするかもしれない…そのとき、自分はどうすべきか。誰かに譲り渡したりできるのだろうか、保健所に連れて行くことはできるのだろうか…」そうした問いかけに、応えることができて、始めて飼うべきではないでしょうか。
そもそも知人のケースでも、明らかに飼い主の軽々とした責任の無さにあきれかえってしまう供に、どうして努力もせずに手放したりできるのか、とペットの接し方のギャップに驚いてしまいました。思わず、「もう(あなたは)ペットを飼うべきじゃないね」と冷たく言ってしまいました。
ですが、一方で里親を捜すネットでの動きもあります。処分を待ち、明日をもしれないペットたちを救うことができるのかもしれません。
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