ペット人気で、犬用のジュエリーやサプリメント、医療保険が人気?
2008/04/26/Sat
貴金属卸業、マイスタートレーディング(大阪市)の運営する通信販売のホームページ(HP)「セレンドッグ」には、真珠の首輪用アクセサリーをはじめ、ペット用の本格的な宝石がズラリと並ぶ。価格は1万円台から30万円台と幅が広い。商品はすべて職人による手作りで、ペットの誕生石などを組み合わせることができる。金属アレルギーに弱いとされる犬のため、首輪部分に純度の高い銀を使っているのが特徴だ。
同社はインターネットだけでなく、東京、大阪、名古屋の計5つのペット店でも販売。2月から本格的に売り始めたところ、予想を上回る人気を呼んでおり、日高知子社長は「在庫を確保するのが難しい」と話している。
飼い主である人間の健康への関心の高まりを受け、ペット専用サプリメント(栄養補助食品)もお目見えしている。サントリーは2月、ペット用サプリメントとしての第3弾となる「グルコサミン プラス」を発売。カニの甲殻に由来するグルコサミンにサメの軟骨に含まれるコンドロイチンなどを加えたもので、関節の健康維持に効果が見込める。
サントリーによると、飼い主からは「犬が散歩に行きたがるようになった」といった声が寄せられているという。
ペットが病気になった場合、ネックになるのが高額の治療費だ。そうした不安を解消するのがペット保険で、国内最大規模の約30万頭の加入数を誇る共済制度の「アニコムクラブ」では、ペットが病気やケガで診療を受けた場合、支払限度額と限度日数(回数)の範囲内で診療費の50%を補償している。
運営するアニコムグループのアニコム損害保険(東京都新宿区)は昨年12月、サービス拡大を目指し、ペット保険として初めて損害保険業免許を取得した。窓口で保険金請求ができる動物病院は現在約3000。アニコムクラブの契約者に切り替えを勧めている。
民間シンクタンク、矢野経済研究所によると、平成18年度のペット関連総市場規模は1兆687億円の見込みで、4年前に比べて1000億円以上も増えている。子供同様の愛情を注ぐ飼い主の姿がかいま見えるが、同研究所の幕田宏明研究員は「高額商品だけでなく安いペットフード市場も伸びている。飼い主の経済力に応じた二極化の裏返しではないか」とペットの世界の“格差現象”を指摘している。
(過熱するペットビジネス 宝石、保険…経済力で二極化も)
以前、ペットの扶養手当や慶弔金まで出す企業があることをご紹介しました。
たとえば、動物用医薬品メーカーの共立製薬は、犬か猫を飼っている社員を対象に、毎月一律1,000円を支給する「ペット扶養手当」、ペットフードメーカーの日本ヒルズコルゲートは、慶弔手当として購入時と死亡時にそれぞれ1万円を支給しているそうです。
ペットの飼い主としての気持ちが重要な会社である以上、ペットとともに暮らすということは企業にとっても重要なことなのかもしれませんね(もちろん、ペットを大事にしているという対外的なイメージを重視したPRという側面もあるでしょうが)。
上記にもあります通り、こうしたペットを大事にするサービスや傾向は多くなりつつあるようです。その一部であるペット保険は、国による認可事業である保険と言うよりは、会員や組合委員が任意で掛け金を積み立てて、必要に応じて払い戻しを受ける「共済事業」という感じのところが多いです。
中でも、定率保証型、定額保証型、実額保証型などのタイプがあり、それぞれ利点や欠点があります。定額保証型が最も一般的だそうですが、年間の保証日数、回数などがあったり、上限を超えると自己負担をしなければならないことがあるなどの特徴があります。
よく内容を吟味され、万が一の時に備える、といったことが重要であると思われます。
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