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2006.10.23 (Mon)

幼犬、成犬、老犬の栄養について

 ヒトでも赤ちゃん、育ち盛りの子ども、生活習慣病が気になる中高年、高齢者と、年齢によって必要なカロリーや食事の内容が異なるように、犬でも子犬、成犬、高齢犬では必要な食事内容が違います。
 犬のライフステージ(成長段階)は、「成長期(幼犬)」、「維持期(成犬)」、「高齢期(高齢犬)」に分けられており、ライフステージに合わせた食事を与えることが大切です。

「成長期」の食事 
 犬種や個体差がありますが、一般的に0~12カ月以下が「成長期」とされます。犬は生後わずか1年~1年半で成犬に成長します。成長期は、子犬の骨格や筋肉、内臓などの体の組織が急激に発達する時期であり、成犬以上のタンパク質や脂肪、ミネラルなどが必要となります。犬の健康を左右する大切な時期なので、食事には十分に気を配ります。  子犬は成犬の約2倍のカロリーを必要としますが、消化機能はまだ未熟で、一度にたくさんの量が食べられません。生後6カ月くらいまでは、1日の食事量を3~4回に分けて与えます。

「維持期」の食事 
 維持期は1~9歳頃で、犬の一生のなかで半分以上を占める成犬の時期です。この時期の食生活がその後の健康を大きく左右するといっても過言ではありません。成長期と同様の高タンパク質・高脂肪のフードを与えていると、あっという間に太ってしまい、内臓や骨に大きな負担がかかってきます。成犬に合った栄養バランスのものを、適量与えるようにします。

「高齢期」の食事 
 体格などによって、老化の度合いにはかなりの差がありますが、体の衰えが実際に現れ始めるのは10歳くらいからです。成犬は5歳くらいから、エネルギーの消費量がだんだん落ちてきます。運動量も減ってきますので、若い頃と同じカロリーの食事を与えていては、肥満になり体にいろいろな弊害がでてきます。低カロリーのフードを与えるようにしましょう。
 高齢犬は、運動不足と腸の働きの低下から便秘になりやすいので、食物繊維をやや多めに与えるようにします。食事や健康管理に気を配ることで、犬の老化の進行を遅らせることもできます。

まとめ
1)「成長期」の食事:0~12カ月以下。
 子犬は成犬の約2倍のカロリーを必要としますが、消化機能はまだ未熟で、一度にたくさんの量が食べられません。生後6カ月くらいまでは、1日の食事量を3~4回に分けて与えてください。

2)「維持期」の食事:1~9歳頃。
 肥満は内臓や骨に大きな負担がかかります。太りすぎに注意。

3)「高齢期」の食事:10歳頃。
 低カロリーのフードを与えましょう。運動不足と腸の働きの低下から便秘になりやすいので、食物繊維をやや多めに。
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